「私ってなんでこんなに自己肯定感が低いんだろう…」「人の長所ばかり見えて、自分には何もない気がする…」
こんな風に、自分の“欠点”ばかりに目がいってしまうこと、ありますよね。でも実は、あなたが“欠点”だと思いこんでいる部分は、視点を変えれば立派な武器になるかもしれないんです。
本記事では、サクッとできる性格診断を用意しました。自分の“隠れた魅力”を再発見して、自己肯定感をぐっと高めちゃいましょう!
1. まずはチェック! 自分の“隠れた魅力”を知る6つの質問
以下の質問それぞれに、A〜Dのうち最も近い答えを選んでください。最後に一番多かったアルファベットから、あなたの“欠点が武器になるポイント”を見つけていきます!
Q1. 周りの人とのコミュニケーションで、よくある悩みは?
A. 自分が思っていることを素直に言いづらい
B. 相手に気を遣いすぎて疲れてしまう
C. 話しが長くなるor熱くなりすぎて引かれる
D. 面倒くさくなって途中で投げ出してしまう
Q2. 仕事や勉強で挫折したとき、あなたはどうする?
A. とりあえず一人で抱え込んでしまう
B. 相談したいけど、申し訳なくてなかなか言えない
C. 熱血モードでリベンジを誓うが、周りに「熱すぎ…」と思われる
D. 「次やればいっか」と、開き直ってしまう
Q3. どんなときに「自己肯定感の低さ」を感じる?
A. みんなの前で自分の意見を言わなきゃいけない場面
B. 頼りにされると嬉しいのに、それが続くとプレッシャーに感じるとき
C. テンション高めで話した後に、「自分だけ浮いてたかも…」と後悔するとき
D. 一人で行動してたら、「もっとやれるはずなのに…」と周りに言われたとき
Q4. あなたの“周りからの印象”で、よく言われることは?
A. 大人しく見えるけど、実は芯がしっかりしてるよね
B. 優しいけど、自分のことは後回しにしがちだよね
C. 話してると楽しいけど、ちょっと勢いありすぎかも
D. マイペースだよね、いい意味でも悪い意味でも
Q5. あなたが「自分にはコレが足りない…」と感じるものは?
A. 堂々と意見を言う勇気
B. 自分を優先して行動できる大胆さ
C. 相手に合わせる柔軟さ
D. 計画を立ててコツコツ頑張る根気
Q6. 自分を動物に例えるなら、どれが一番近い?
A. ネコ – 気まぐれだけど意外と甘えん坊
B. ウサギ – おっとりしているようで、意外と寂しがり屋
C. イヌ – 元気いっぱいで、一度ハマると熱中する
D. カメ – ゆっくりだけど、自分のペースは崩さない
2. 集計&診断結果:あなたの“欠点”は実はここが魅力!
最も多かったアルファベット(A・B・C・D)をチェックしてみてください。
【Aタイプ】“内向的”が実は芯の強さの証
「控えめ」「あまり自己主張しない」→「冷静に観察して独自の意見を持っている」
- 欠点だと思いやすいポイント
・人前で話すのが苦手
・本当に言いたいことを飲み込んでしまう - 実は武器になる理由
– 物事を慎重に捉えるため、冷静な判断ができる
– みんなが気づかない視点をしっかり持っている - アドバイス
・一度文章にまとめてから伝えると、あなたの意見は説得力が増すはず
・「内向的=悪い」ではなく、「深く考えられるタイプ」と認識してみて
【Bタイプ】“優しさ”が実はリーダーシップの素質
「相手に合わせすぎ」「気を遣いすぎ」→「他者を思いやり、サポートできる才能」
- 欠点だと思いやすいポイント
・頼まれると断れない
・自分が我慢してしまい、疲弊しがち - 実は武器になる理由
– 細かいところまで気が回るので、チームをまとめたり、困っている人を助ける役割に向いている
– 信頼されやすく、周囲からの評判も高い - アドバイス
・「自分を助けてほしい」ときには素直にSOSを出そう
・人に優しくできることは誇り。上手に自己管理することでリーダーシップを発揮できる
【Cタイプ】“熱血”が実は場を盛り上げるエネルギー
「テンション高すぎ」「押しが強い」→「空気を変えるパワーがある」
- 欠点だと思いやすいポイント
・周りと温度差が出てしまうことがある
・後から「やりすぎだったかも」と自己嫌悪に陥る - 実は武器になる理由
– 萎縮しがちな場でも、あなたがいると一気に明るい雰囲気に
– プロジェクトやイベントなどで“ムードメーカー”として欠かせない存在 - アドバイス
・相手の反応をちょっと観察しながら熱量を調整できると最強
・落ち込んだときこそ、周りからの言葉を素直に受け取り、リスタートするのが◎
【Dタイプ】“マイペース”が実は安定感をもたらす
「のんびり」「適当すぎる」→「周りをリラックスさせる力がある」
- 欠点だと思いやすいポイント
・スピード感のある場面で周りに合わせにくい
・計画性がないと思われがち - 実は武器になる理由
– 焦らずマイペースで動けるので、トラブル時にも落ち着いて対処できる
– ピリピリした空気の中で“癒やしキャラ”として重宝される - アドバイス
・ここぞの場面では少しだけギアを上げる意識を持つと、周りとの協調もスムーズに
・あなたのゆるやかな空気に救われている人は案外多いはず
3. “欠点”を“武器”に変える3つのステップ
3-1. 欠点を書き出してみる
まずは自分が「これが嫌だ」「これが苦手」と思っている部分をリスト化してみましょう。不思議と書き出してみると、「実はそこまで致命的じゃないかも…」と客観視できるようになります。
3-2. その欠点が生きるシーンを想像する
「内向的だから気づけることは?」「優しすぎるからこそ助けられる人は?」など、欠点とされる特徴がポジティブに活きる場面をイメージしてみると、自信がわいてきます。
3-3. 小さな成功体験を重ねる
いきなり“欠点”を全面的に武器にしようとすると、ハードルが高く感じるかもしれません。まずは小さなシーンで活かしてみる。たとえば、“内向的”なら企画会議で「ここだけは」と思う提案を1つ言ってみるなど。成功体験が積み重なると、自己肯定感は自然と高まっていきます。
4. まとめ:あなたの“欠点”は必ず誰かの助けになる
誰しも、理想とする自分と現実の自分にギャップを感じることはあると思います。でも、その“ギャップ”こそが意外と周りを救っていたり、場を盛り上げていたりするんですよね。
- 内向的 → 冷静に分析できる
- 気を遣いすぎ → 人に優しく、チームを支えられる
- テンション高すぎ → 場のムードメーカーとして重宝される
- マイペースすぎ → 癒やしや安定感を提供する
“欠点”だと思い込んでいた部分を認めてあげると、自己肯定感はぐっと上がります。あなたのその個性が、どんな素敵な“武器”に変わるのか。ぜひ今日から少しずつ意識してみてくださいね!
参考文献
-
アルフレッド・アドラー
- 『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)
– 自己肯定感や劣等感を克服するための実践的な心理学が平易に解説されています。
- 『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)
-
厚生労働省
- 「こころの健康づくり」関連資料
– ストレスと向き合う方法や自己肯定感に関する情報を提供しています。
- 「こころの健康づくり」関連資料
-
内閣府
- 「令和4年版 少子化社会対策白書」
– 若者のメンタルヘルスや社会的背景についても触れられており、自己肯定感との関連を知る上で参考になります。
- 「令和4年版 少子化社会対策白書」
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