💬「え、また同じタイプ…?」それ、たまたまじゃないかも。
・顔、雰囲気、話し方、価値観……
・付き合う相手が“なんか似てる”
・気づいたらまた“あのタイプ”に惹かれてる
これって、「たまたま」じゃない。
実は**あなた自身の“恋愛パターン”**が大きく関係してるんです。
🧠 その恋、なぜか似てる:恋愛心理が作る“再現パターン”
【①投影(プロジェクション)】
→ 過去の恋愛で感じた“理想”を、無意識に新しい相手に重ねてる
たとえば:
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優しかった元カレ → 新しい人にも「きっと優しいはず」と期待
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束縛してきた元カレ → 新しい人のちょっとしたLINEでも「重そう…」と警戒
🧠 投影とは?
自分の内側の感情や記憶を、他人に映し出す心理作用のこと。
【②未完了の感情(未完の課題)】
→ 元カレとの関係で解消できなかった気持ちを、新しい恋でリベンジしようとしてる
たとえば:
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「もっと愛されたかった」「理解されたかった」
→ その想いを、似たタイプの人に託して“完了”させようとする
🧠 ゲシュタルト心理学の概念「未完了の感情」
解決されなかった感情は、別の場面で繰り返される傾向がある。
【③愛着スタイルの影響】
→ 幼少期の親との関係や、恋愛初期の体験から来る“安心できる型”
たとえば:
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不安型の人 → 優しくしてくれるけどちょっと距離がある相手に惹かれる
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回避型の人 → 自由を尊重してくれるけど感情表現が控えめな相手に惹かれる
🧠 ボウルビィの愛着理論によると、
人は“過去に慣れた愛され方”を「安心できる」と感じて繰り返しやすい。
【④ただの記憶補正】
→ 元カレのいいところばかりが美化されて、似た人=“良さそう”に感じるだけ
恋愛の記憶って、時間が経つと「都合よく編集」されるんです。
→「元カレ、やっぱいいやつだったかも」と思い始めたときが要注意。
🔄 つまり、“似た人を好きになる”のは心理のリピート現象
人は慣れたパターンに安心しがち。
たとえ傷ついた恋でも、「知ってる痛み」ならまた踏み込んでしまうことがある。
🧠 脳のしくみ的にも「既知の選択」は快感を生む
→ 安心できる、だからまた似た人を選んでしまう
💡 じゃあどうすればいいの?
✨ 自分の“恋愛パターン”を自覚しよう
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いつもどんな人を好きになってる?
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過去の恋でよく起きたトラブルは?
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「惹かれた理由」と「冷めた理由」を思い出してみて
→ ノートやスマホのメモで“恋愛ジャーナル”を書き出してみるのがおすすめ!
💬 ラブサイエンスのひとこと
「また同じような恋になってる」
「同じ理由でつまづいてる気がする」
そう思ったときは、恋じゃなくて“自分のクセ”を見つめるチャンス。
恋愛って、「誰を好きになるか」より「自分がどういう人を好きになりやすいか」を知る方が近道かもしれません。
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