恋人は辛い料理が好きだけれど、自分は苦手。いつも相手の好きな店に行って、食べられるメニューを探すのに疲れてしまう。「食の好みが合わないと、付き合い続けるのは難しいのかな」と考えていませんか。
好みが違っても、食事のたびに同じ料理を選ぶ必要はありません。まず「食べられない条件」「今日食べたい物」「予算や量」を分けて共有し、二人とも無理なく注文できるかを確認しましょう。店のジャンルを交代で選ぶ方法も、片方が食べられる物がない店まで我慢して行く、という意味ではありません。
この記事では、食の好みが違う恋人との店選びと、苦手な物や希望を伝える例文を紹介します。
食の好みが合わないだけで、相性の結論を急がなくてよい
肉と魚、あっさりとこってり、甘い物と辛い物。二人が好きな味に違いがあること自体は、不思議ではありません。外食で何を大切にするかも、量、雰囲気、価格、食べる速さなど、人によって異なります。
気になるのが料理の違いなのか、希望を言えないことなのかも整理してみましょう。「私はこの料理が苦手」と伝えたときに別の候補を探せるなら、工夫の余地があります。反対に、苦手だと伝えても笑われる、毎回同じ人だけが我慢するなら、店選びの仕組みを見直したいところです。
店を探す前に、三つの情報を分けて伝える
1.食べられない物・避ける必要がある条件
アレルギーなどの事情や、本人が食べられないと伝えている物は、単なる「今日は別の気分」と分けて扱いましょう。「少しなら大丈夫だろう」と、恋人が代わりに判断するものではありません。
必要な条件は本人に確認し、その条件を満たすか分からない店を、雰囲気だけで予約しないことが大切です。食べられる条件に関する詳しい情報を、本人の了解なく周囲に広める必要もありません。
2.今日食べたい物・苦手な味
「絶対に無理な物」と「選べるなら別がよい物」を分けて伝えると、候補を絞れます。「辛い料理は苦手だけど、辛くないメニューが選べるなら行ってみたい」のように、自分で判断できる範囲を具体的に話せます。
3.予算・食べる量・食事の時間
同じ店を好きでも、コースの量が多い、外食の予算が合わない、夕食の時刻が遅すぎるなどのすれ違いは起こります。「味が合わない」だけでまとめず、どこが負担かを言葉にしましょう。
二人とも選びやすい店探しの4ステップ
ステップ1:今回は何を優先するか決める
今日の食事なら「駅から近い」「予算を抑えたい」「落ち着いて話したい」など、優先条件を一つか二つ選びます。好み以外の条件も、二人が納得できる店を見つける手がかりになります。
ステップ2:店名より先に、食べられるメニューを確認する
「イタリアンなら大丈夫だろう」など、ジャンルだけで決めつけず、メニューを見ます。二人それぞれが実際に選べる料理があるか、量や価格はどうかを確認しましょう。メニューや営業状況は変わるため、予約前に店の最新案内も確認できます。
ステップ3:候補を少数に絞って比べる
大量のリンクを送り合うより、「この二店なら、私はどちらも食べたい物がある」と自分の希望を添えると、相手も答えやすくなります。候補に不安があれば、別の案を一緒に出してもらいましょう。
ステップ4:一人が毎回合わせていないか振り返る
一度の食事を公平に分割する必要はありませんが、いつも同じ人だけが希望を諦めているなら、次回の選び方を相談できます。決める作業の負担も偏っている場合は、デートのお店が決まらないときの進め方も参考になります。
同じ料理にそろえなくても楽しめる方法
| すれ違い | 検討できる方法 |
|---|---|
| 好きな料理が違う | それぞれが食べたい物を注文できる店を探す |
| 辛さの好みが違う | 個別に選べるメニューがあるか確認する |
| 食べたい量が違う | 各自で量を選べる形式を検討する |
| シェアが苦手 | 取り分けを前提にせず、一人分ずつ注文する |
| 一方だけが行きたい専門店がある | 別の友人や一人で楽しみ、二人の食事は別に決める |
これらは店や料理の内容を確認したうえで使える選択肢です。すべての店で辛さや量を変えられるわけではありません。二人で一緒に行けるかを、その都度相談しましょう。
好きな店を恋人とも楽しめたらうれしいですが、趣味や食の楽しみを、すべて二人で共有しなければいけないわけではありません。趣味が合わない恋人との過ごし方にも、共有する時間と個別に楽しむ時間の考え方をまとめています。
食の好みを相談するLINE・会話例文5選
苦手な味を先に伝える
お店を探してくれてありがとう。私は辛い料理が苦手なんだ。辛くない物も選べるか、メニューを一緒に見てから決めてもいい?
毎回相手に合わせて疲れてきた
最近はそちらの食べたい料理を選ぶことが続いて、私も自分の好きな物を食べたいなと思っているんだ。次は和食の候補を出してみてもいい?
シェアをせず、自分の分を注文したい
今日は食べる量を自分で決めたいから、それぞれ一人分ずつ頼む形にしたいな。取り分ける料理は、二人とも食べたいときだけにしようか。
予算が合わない
そのお店も気になるけれど、今月は食事の予算を一人○円くらいにしたいんだ。その範囲で選べる別の候補も見てもらえる?
○円は自分の無理のない金額に置き換えます。相手が多く払う前提で黙って決めず、費用の希望は予約前に話しましょう。
相手の好きな料理を試すか迷っている
その料理はまだ慣れていないので、今回は自分で選べる物がある店なら行ってみたい。無理に同じ料理を頼まなくても大丈夫かな?
これは本人が試してみたい場合の例です。食べたくない物まで「恋人のために挑戦するべき」と考える必要はありません。
食事の場で避けたい言葉と行動
好きな料理を否定する
「そんな物が好きなの?」では、店選びではなく好みの評価になってしまいます。「私はこの味が苦手」と、自分の条件として伝えられます。相手が好きな料理を、一緒に好きになる約束は必要ありません。
食べる量で性格を決めつける
少食だから遠慮している、大食いだから雑だ、などと判断しないようにしましょう。食べきれる量や注文したい内容は、本人に確認できます。
苦手な物を黙って混ぜる・一口を強く勧める
食べるかどうかは本人が決めることです。「食べれば分かる」と説得したり、知らないうちに注文へ加えたりせず、相手が避けたいと伝えた条件を尊重しましょう。
食の違いが、生活全体の不安につながるときは
交際が進み、一緒に料理する機会が増えると、外食だけではなく、買い物、味付け、食費、片づけの分担なども気になるかもしれません。その場合は、毎回の店選びに全部の問題を重ねず、一つずつ相談できます。
「食の好みが違うから無理」と決める前に、別々の味付けにできるか、同じ物を食べる日と各自で用意する日を分けられるかなど、二人が望む生活を話しましょう。一方だけが調理や調整を引き受ける形でよいかも、あわせて確認したい点です。
よくある質問
好みが違うなら、行きたい店を交代で選べば公平?
交代は一つの方法ですが、どちらの日も二人が食べられる物を選べることが前提です。「今回は相手の番だから何も食べられなくても我慢する」という形にする必要はありません。
「好き嫌いが多い」と言われたら?
何を選べるか具体的に伝えられます。「この料理は苦手だけれど、こちらの店なら食べられる物がある」と代案を出す方法です。否定的な言葉が続くなら、その言い方で傷つくことも別に話せます。
別々の料理を食べると、デートらしくない?
同じ物を食べることだけが食事の楽しみではありません。会話や店の雰囲気、食後の散歩など、二人が楽しめる部分を共有できます。無理に注文をそろえる必要はありません。
まとめ|好みを一致させるより、二人とも選べる食事に
恋人と食の好みが合わないときは、食べられない条件、今日の希望、予算や量を分けて伝えましょう。メニューを見てから店を決め、それぞれが注文できる形を探します。いつも片方だけが我慢する状態なら、次の食事の決め方から相談を始めてみてください。