「その言い方かわいい」と恋人が方言をまねする。でも自分は笑われているようで、話すたびに身構えてしまう。好意のつもりと言われても、嫌なまねを我慢する必要はありません。言葉そのものを直す前に、相手にやめてほしい行動を伝えてみましょう。
冗談の意図と、傷ついた事実を分ける
からかいに関する心理学のレビューは、遊びの合図を含む挑発としての側面や、関係性・状況による違いを論じています。「冗談だから必ず親密」という話ではありません。同じ言葉でも、本人が安心して笑えるかは異なります。
「かわいいと思ってくれているのは分かった。でも、話すたびにまねされると笑われているようで話しにくい。方言を繰り返してまねするのはやめてほしい」
人前なら、その場で短く止めてもいい
友人の前で何度もまねされる場合は、「そのまねは嫌だからやめて。今の話を続けたい」と短く伝えられます。長い説明や、場を盛り上げるための笑顔を無理に足す必要はありません。後で二人の時間に「人前では特に恥ずかしかった」と補足してもよいでしょう。
「気にしすぎ」と返されたとき
冗談の正しさを競うより、「あなたが面白いかどうかではなく、私は嫌だと伝えている」と戻します。自分も過去に相手の言葉をからかったことがあるなら、それは謝り、互いにやめる相談ができます。どちらかがしたから、今後も我慢すべきということにはなりません。
安心して話せる変化があるかを見る
伝えた後にまねが減る、うっかりしたときに止める、人前で笑いものにしない。そうした具体的な変化を見てください。方言を使わないよう常に自分だけが緊張する関係なら、会話の仕方や距離を見直して構いません。出身地や話し方を好きになることと、からかいを受け入れることは別です。
参考:Keltnerらのからかいに関するレビュー。例文は本記事の提案です。
あなたのいつもの言葉で、落ち着いて話せることを大切にしてください。